本日、全ての年長クラス会員の皆様にメールをお送りさせて頂きました。メールは心が繋がりますね。皆様とともに歩んで参りましたこれまでの日々を、私は今心の中で辿っております。どなたも、本当にいつも精一杯頑張っていらっしゃいましたね。皆様とともに歩めましたこの日々を私は忘れません。夏期講習会、雨の日、風の日、連休特訓・・・。六本木駅より教室に向かわれるお母様とお嬢様の後ろ姿も忘れません。そして・・・お母様ご自身が我が娘に感動させられる程、どなたもこの上なくお優しく、賢いお姉さまにご成長されました。
さて、お母様方に頂きましたメールでは今夜、沢山の合格こびとをお嬢さまの夢の中に送ってくださいと書かれておりましたので、明日、こんなお話をお嬢様になさって頂きたいのです。
勿論、お試験が終わられました後でも結構でございます。
合格こびとのひみつ、その①・・・合格小人はどこからやってくるのでしょう。
皆さんはチューリップのお花が暖かい日には開いて、寒い日には閉じるのを知っていましたか?そう、まるで、お窓のように、です。何故、なのかは皆さんが調べてくださいね。とにかく、チューリップと合格こびとはとても関係があるのです。なぜなら合格こびとはチューリップの中に住んでいるのですもの。それで、私は、ぽかぽかと暖かくて心がウキウキしてしまう春のよく晴れた日に、毎年お家の形をしたバスケットを持って野原に出かけて行くのです。その年の秋の分の合格こびとを捜しに行くのです。野原に着くと、淡いピンクのチューリップが100本咲いている秘密の場所に向かいます。そして、お天気だからと大きく花びらを開いているチューリップに向かってそっと「バスケットのお家はいかが。」と言うと・・・。「今年も待っていたのよ。」「やっと来てくれたのね。」と言いながら、あとからあとからバスケット型の家の中にお引越しをしてくるのです。それで、このこびとさんたちは、夏中まるでドールハウスのお人形のようにして楽しく過ごしていて、秋の風が初めて吹いた時には「もうすぐ、私たちの出番だわ。」「精一杯、お背中を押してあげましょうね!」などとお話をしはじめるのです。そして11月1日の午前零時になると、それぞれが小さな小さなおかばんを持って、「さようなら。**ちゃんの夢の中に行ってきまーす。」と、飛び出していくのです。そんなわけで、皆さんがぐっすりと眠っていらっしゃる」間に、沢山のこびとさん達が皆さんの頭や目、そしておなかの中にも入って行くのです。朝、あなたはとても元気になっている筈です。こびとさんたちは、チューリップが精一杯チューリップらしく咲けるようにしてくれますし、、あなたが精一杯あなたらしく頑張れるようにもしてくれるのです。
先日の演習クラスのお話しの聞き取りで、幼稚園の積み木のお家の中に住んでいる魔法使いの「まほちゃん」のお話をした後、「あなたが「まほちゃん」と一緒に幼稚園のお庭の遊具などで遊んでいると、不思議なことが起こりました。その絵を描きましょう。」と申しましたら、皆さんの目の色が変わってどなたもそれは夢中で描いてくださいましたので、こんなお話もきっと皆さんは面白がってくださることでしょう。
それでは、いまから合格こびとをお送りいたしますね!本日一日、お一人お一人を心より応援させていただきます!