皆さま、本日は寒波も訪れる中、お越しくださいまして心より御礼申しあげます。あのサロンにあの人数・・・!スタッフも合わせますと、70名程でした。。それでも、皆さまの暖かなご協力のもと、コンサートを無事終えることが出来ました。来年は、100名以上入れますホールで開催しようと考えております。このところ、せっかくお申し込みのご連絡を下さいました何組かの方に、「満員の為、申し訳ございません。」と申しあげなくてはならず、本当に心苦しい日々でした。来年は、そのようなことの無いようにさせて頂きます。お断りさせて頂きました方に、本日会場でお子さまにお配りさせて頂きました、私の手作りのささやかなお人形(簡単なものです)をお送りさせて頂きますね。また、本日お熱でいらっしゃれなくなってしまったお友達にも、送らせて頂きます。どうぞ、お大事になさって、早く良くなって下さいね。
また、来年は是非、お父様もご一緒にお揃いでお越しいただけましたら、嬉しく存じます。本日も、わざわざお父様が演奏者に御礼をおっしゃりにいらして下さったと、演奏者の方が大変喜んでおられました。お帰り際に、「ヴェルディが好きなので、今日は感激しました。」とおっしゃって下さったお父様もいらっしゃいました。イタリアオペラのアリアをお聴き頂けて、本当に私も嬉しく存じております。また来年も是非お待ち致しております。また、やはりお父様に「素晴らしかったです。」と心よりおっしゃっていただき、本日のようなパワフルな演奏はお父様方にも楽しんで頂けるものであったのでは?と、本当に嬉しく存じました。
お子さまとご一緒に音楽、特にクラシックの感動を親子で分かち合って頂きたい。そうした思いは、我が子の子育ての頃より、自分の問題としても、常に抱いてきたものです。音楽は自由に聴くべきものですが、その場にいらっしゃる方達で、協力して静けさを守って空気を作り上げていくクラシック コンサートの雰囲気は、そのお子さまの心に残っていくことと考えております。現に、最初のご様子から比べますと、明らかに聴かれる姿勢が良くなられたお子さまが何名かいらっしゃいました。「聴く耳」は、音楽にのみ有効なのではありません。例えば、入試は勿論、小学校に入学された後でも、「聴く耳」が学習に何よりも欠かせないということは明らかです。本日の経験が芽となり、これから大切なものがお子さまの中で大きく育って頂けますように、ご指導させて頂く所存です。・・・明日は新年長クラスの「行動観察」の日ですね。連日になりますが、頑張りましょうね!
本日のプログラムです。
1.バッバ:ソプラノの為のアリア
2.シューベルト:セレナーデ
3.ドボルザーク:ユモレスク
4.マスネ:タイスの瞑想曲
5.ショパン:雨だれの前奏曲
6.グラナドス:マズルカ
7.グラナドス:エピローグ
休憩(15分)
8.パガニーニ:カプリース24番
9.クライスラー:レチタティーボ&スケルツォ・カプリス
10.武満徹:小さな空
11.黒人霊歌:時に母のない子のように
12.プッチーニ:ある晴れた日に
13.イギリス民謡:アメイジング・グレイス
そして、最後のアンコール曲は、カッチーニの「アベ マリア」でした。
アンコール曲は実は私のリクエスト曲でした。ソプラノの方の声量は凄かったですね。
皆様がお帰りになられてから、ホワイエでお話させて頂いたのですが、本日のピアノの方の姪御さんが、彼女のコンサートが終わった後に駆けより、「どこから声が出ているの?」と聞かれたそうなのです(笑)。武満徹の「小さな空」、黒人霊歌の「時に母のない子のように」、そしてプッチーニの「ある晴れた日に」。それぞれの歌にそれぞれの表情がありましたね。
さて、皆さま、第2回コンサートはいかがでしたでしょうか。楽しんで頂けましたら、この上なき幸せです。なかなかお目に掛れない皆様にお会い出来ましたことにも、深く感謝いたしております。皆さま、本当に素敵にご成長されていらして、驚きと喜びを覚えました。これからも、皆様のお幸せをお祈りいたしております。また、お会い致しましょう!