金曜日クラスがスタート致しました。先週は年中さんクラスと、今週は年長さんクラスが開始致しました。・・・本当に、我がクラスにはどうしてこんなに素敵なお子さまとお母さまが集まって下さるのでしょうか。土曜日の朝、ご参加頂いたお母さまからのメールを拝読させて頂き、お母様ご自身もそのことに触れられて喜んで頂いているのを私も嬉しく感じました。小学校受験は本当に孤独ではつらいのです。これからの期間、ますますお子さまにもお母さまご自身にも試練が待っておりますね。でも、同じ道を選択したお仲間で、楽しく進まれていった方が受験は上手く行きますし、幸せです。どうぞ、仲良くお付き合いいただきたいと存じます。
先週の金曜日クラスでは、現在六本木クラスの年長さんの一年前のお姿を思い出されるような、まだ可愛いお嬢さまたちと出会えて幸せでした。これから、どうぞよろしくお願い致します!また、今週の年長児クラスではミッション系小の過去に出た絵本を読んだ後で、面接で質問を致しました。それは、運動会でどうしても紅組が勝ちたいキツネの子のお話でした。結果だけに固執しないで・・・それによって、大事に出来ていないお友達はいないかしら、お友達の悲しい気持ち、ちゃんと見えていますか?あなたには酷いことをされてもそれを許せる広い心はある?この絵本は、ほのぼのとしたタッチの絵の割には、随分シビアな現実世界に近い内容が描かれており、出題された先生のそんな数々の問いかけが聞こえてきそうな感じがしました。皆様もありませんか?受験当日に出会ったエッセイや小説に魅力を感じられたことが。どうも、たった一日の試験内容にも、受験されたお子さま全員にメッセージをこめていらっしゃるのが感じられるのです。初日の方が多いので、こうしたご自分の考えを言って頂くのは、大変かとも考えましたが、皆さましっかりとご自分のご意見が言えましたね!それは本当に今後伸びて行く力の基なのです。
大人の常識で用意した解答にばかり固執をしては、そのお子さまの知性の萌芽を摘む重要な分岐点に関わることも感じているのです。例えば、大人が用意した「かわいそうだと思いました。」という感情などではなく、もっと理性的に「**すれば良いと思いました。」と分析する子。あるいは、物語の中の悪役の立場に立っての意見が言える子。どのお子さまも真剣に考えられた後に、純粋に出たお答えでした。どのお子さまにもその子にしか無い輝きは必ずあります。もしかしたら、お母さまにもまだ見えていない光の可能性のような微かなものかもしれません。それをお伝えさせて頂き、お母さまとともに大切に育んでいきたいと願っております。そして・・・出会えました皆さまとのご縁をこれからもずっと大切にさせていただきます・・・!