今、また鶯が鳴きました。・・・なんて可愛いんでしょう。まだあまり上手に鳴けていないので、思わず、「こう鳴くのよ!」と教えてあげたくなります。
お久しぶりです!せっかくブログに遊びにいらして下さるのに、なかなか更新していなくて本当にごめんなさい!最近の私、とにかく朝から晩まで教材作りに明けくれております。教材の前後関係を考え、後から来るペーパーの問題の正解をお子さまが自分で導きだせるような問題を前のページに置き、出来たらご自分の手や眼で確かめながら理解へと導いていける・・・。これが、理想とする私の授業教材なのですが、授業をシュミレーションしながら作っていると、前日も当日も何時まででも作り続けていて・・・。例えば午後4時からの授業でしたら移動時間やコピーの時間を間にはさみ、午後1時迄は差し替え、作り変え、追加などを繰り返し、自分で「納得!」と思わない限り終われないのです・・・。終わりなき戦い[E:happy01]?でも、今年も、絶対に皆さまの合格の歓喜のお声を聞かせて頂きたいのです!今、楽な問題ばかりではなく、苦手意識を引きずりそうな問題にもチャレンジしていきましょう。塩水を飲んでいれば、後々普通の水も甘くなりますものね。
絵本まるごとのお話の聞き取りも、今は集中して全体の流れをとらえてこそ、中に出てくる細かなものを覚えていかれる力がついてくるのです。それに慣れて下されば、普通の問題文は、短い!と思うようになります。お話を、「数、色、お話の順番等を暗記する為の文の羅列」として聞く癖がついてしまうと、「その時、主人公はどんなお顔をしたと思いますか?」といった、心情、表情の理解が抜けてしまう恐れもあります。
先日、小さな方のご指導で、絵本の中に出て来た小さなお家をご一緒に作りました。小さな小さな箱の中に絨毯を敷いて、カーテンもつけ、時計や主人公もそのお家の中に置き、屋根の蓋を閉じましたら、窓から中を覗きながら、何度も「中に入りたい!」と言われたのでしたが、絵本の中に入り込んで集中して聴くこととは、それ位のことなのかも知れません!想像の世界の中で、自分がお話を聞きながら即座に建てた家の扉を押して中に入っていって出会った時計の色も、机の上に置いてあったイチゴの数も、勿論そこであったことも、自分で「見て来た」のですから、忘れません。
全てのミッション系小学校入試で問われる「聴きとる力」。それは、「記憶力」とともに、「落ち着いて理解しようとする姿勢。」「少し複雑に見える言い回しの文章を整理して、分けて明快なパーツに分解し、理解出来る力。」も求められているのです。この力がつけば、合格は近くなるでしょう!私の教室で、この力を皆様につけて頂きたい!その力をつける問題を沢山作りたい!・・・こうして、飽くなきたたかいの日々は続いて行くのです。ご一緒に頑張りましょうね!