リュミエールドチョコリットの皆様へ

皆様と共に、頂きを目指し、今日までひた歩いて参りましたね。マスクも外さず、お互いに距離を保つ中でも、不思議です。お一人お一人のお嬢様、ご父兄様と、深く深く関わらせて頂きましたことを実感しております。お嬢様を始め、ご父兄の皆様も、これ以上頑張ることは出来なかったと信じております。私も、この一年間、皆様の合格にしか思いはございませんでした。寝ても覚めても、皆様の合格をただ祈り続けて参りました。そのことだけに集中することが出来ました状況にも深く感謝しております。それぞれに専門家である、お子様に対する愛情の深いスタッフにも恵まれました。この時期、特に一日、一日と目覚ましい成長を遂げていかれるお嬢様のことを喜びあいながら、本日まで参りました。
明日は、リュミエールドチョコリットの皆様がお力を出して頑張れますように、心から深くお祈り致しております。皆様がお試験を受けておられるお時間に、鎌倉の鶴岡八幡宮でお参りをして、合格のお札を今年もいただいて参りますね!祈り続けております。
本日も授業後まぶしい様な思いで、凛と成長されたお嬢様をお見送りいたしました。大丈夫!と強く思いました。
合格こびとのお粉を今年もお渡し出来、お嬢様のお力になれましたら嬉しく存じます。明日は、ショールやひざ掛けなどご父兄様の防寒対策もお忘れなくお願いいたします。明日のご無事と皆様の合格を心から深くお祈り致しております。
また、最後になりまして、申し訳ございません。日頃、お支え下さっております、チョコリットのご卒業生の全てのご父兄の皆様方に深く感謝を申し上げます。今年も入試報告会で、これ以上には無いご準備についてのご報告を後輩の皆様に頂きましたり、皆様で激励に駆けつけて下さいましたり、激励メールや、素晴らしいお手紙や、お葉書を下さいましたりと、皆様方の有難いお気持ちには深く感謝申し上げております。この幸せな思いをお伝えしきれずに、本当にもどかしい思いでおります。皆様の暖かなお気持ちに支えられて参りました。心より感謝を申し上げます。
目を閉じると、静かに、暖かく、胸の内に響く声がいくつもこだまします。お嬢様のお胸の中にも、そうした声がおありだと思います。お母様のお声と滑らかなその手の感触は、生涯消えないと思います。私の母は私が36歳の折に亡くなりましたが、今でも、心や身体の痛みがある時には、自分も痛みを感じているようにつらそうな表情で、優しく撫でてくれた母の手の優しさと声の優しさが私を包んでくれ、その感触は消えません。それが、今も私に自信を与えてくれ、生きる力となってくれているのを感謝とともに感じます。明日は、お嬢様の手を優しく取られ、暖かく、静かに「あなたならば、大丈夫。頑張ってきてね。」と送り出して差し上げてください。明日が良き日となりますように。