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本日、奥沢教室の個別が終わり、夕方扉の鍵を締めながら、今、皆様はどの様にお過ごしなのかという思いが胸に迫りました。久し振りに目黒線に乗り、車窓に広がる夕暮れのあまりに澄んだ、美しい熟れた果実の様な色合いに、皆様の思いを重ねておりました。コロナという大変な状況下でも、あらん限りの勇気を持ち、歩んで来られました皆様に、心からエールをお送り致します。

最後のクラスで毎年描いて頂いている「喜びの厩」の為に、10月26日の授業では、原田陽子様の銅版画・絵本「クリスマスーよろこばしいしらせー」(至光社刊) を皆様に読ませて頂きました。厩に満ちる「ひかり」について、 作者の方にどうしてもお話を伺わせていただきたく、 10月28日、教文館3階ギャラリーステラで開催されていた原画展に授業前に伺わせて頂き、「ひかり」は神様そのものであり、イエス様そのものであるということ、また「ひかり」は「いのち」そのものであり、聖書は「ひかり」に貫かれているという様な大変素晴らしいお話を、聖書を開き、お話下さり、感激いたしました。原田様の銅版画があまりに素晴らしく、額入りの銅版画を3つの作品を求めさせていただきました。今、私の心の支えとなっております。写真の絵は、その中の1つです。家で作品の箱を開きましたら、丁寧な作品に纏わる聖句が便箋に美しい字で綴られているのを拝見し、心から感じ入りました。その便箋も私の宝物になりました。原画展では、「イエスは知恵が増し背丈も伸び神と人とに愛された」ルカ2:52と絵の余白にお書きになられた聖句について、お話を伺いました。イエス様が迷子になられたお話で、実際迷子であったのは父母であるマリア様とヨセフ様であったというお話を伺い、私たちも子どもは立派に振舞っている中で、同じように父母の方が迷子になりがちだと思いました。「それでは、こちらの絵を頂けますか」とお願い致しましたところ、突然、後ろに居合わせた気品ある御婦人が
「まあ、素晴らしいです、本当に素晴らしいです」と、拍手されながら仰り、「是非、お母様方のご覧になられますところに絵をお飾り下さい」と仰って下さったのですが、私が教室を開いていることはご存知ない筈と驚きました。しかしながら、せっかく、そのように仰って下さいましたので、本日その絵を奥沢に持参させていただきました。そして、思いました。生徒の皆様も、神様と人とに愛されている、だから、明日、マリア様の絵が見守られる温かな小学校に安心して受けにいらしていただきたいことを皆様にお伝えしたいと。そして、この大変な最中にも応援に駆けつけて下さったり、お祈りを捧げて、皆様のことをお優しく待っていて下さる先輩お姉様やそのご両親様が多くいらっしゃることを胸に、どうかお心を強く受けていらして頂きたいと願いました。本日先輩お母様から頂きましたメールを、お母様のご許可をいただきましてご紹介させていただきます。

親愛なるリュミエールドチョコリットの皆様へ

本日の美しい秋晴れは、先生方をはじめ

チョコリットの皆様の上にあたたかな力を与えてくださったのではないでしょうか。

コロナ禍にあり、皆様方がどのようなお気持ちで日々をお過ごしになっていたのかと

想うだけで胸が苦しい思いで過ごしておりました。

先ほど、娘とともに、満月の夜空へと合格小人さんたちを

「行ってらっしゃい!」とお見送りしました。

どうか、お一人おひとりの持つ素晴らしいお力を

伸びやかに発揮できますように。

心より、お祈りいたしております。

...ありがとうございます[E:#x1F60A]。本当に、皆様は明日、決してひとりではありませんね。
この場をお借りいたしまして、チョコリットの全ての先輩皆様に、日頃のお礼を申し上げさせて頂きます。
明日も、皆様のご無事を、一日中、お祈りし続けております。よき一日になります様に。