朝、窓から見える東に広がる海と太陽に向かって、お祈り致しました。すると、天からの日の光と海の輝きが一本の光の柱となり、燦然と輝きました。昨年と同じ光景を見ました。それからは、もう、ただひたすらお祈りを続けておりました。
チョコリットの最終ご指導は、奥沢での10月31日のセミプライベートでございました。お別れに、教室の階段を降り、お見送りの後、「手を繋いで行こ!」とお声がして、4人で仲良く手を繋がれました。その後、私は拝見していないのですが、「4人は小さな肩を組み円陣を作って「がんばろうね!」と声を合わせてから別れたのですが、どのお子様もキラキラ輝かしく それはもう素敵な光景でございました。ライバルなんかではない、まさに同志でした」とのメールをお母様より頂き、心が暖まりました。
このお試験中、連日の様に、お母様方よりお試験中のお嬢様の言動をお知らせ頂き、そのあまりの素晴らしさ、愛らしさに感動で胸が一杯になりました。例えば、お嬢様の思わぬ負けん気の強さに出会われ、驚かれたお母様。お嬢様にお母様が励まされた場面を大変微笑ましく拝読致しました。また、この様なメールも頂きました。
今朝は魔法の粉を電車の中で自分に振りかけておりましたところ、電車にも振りかけ始めました。『電車さん、私が降りた後もいっぱい人を運ぶでしょ。頑張れ~って振りかけてあげたの。』と申しておりました。お試験の朝に、娘の清らかな心に触れることができ、そのように導いてくださいました先生方に改めて感謝の気持ちでいっぱいでございます。」
魔法の粉とは、私が皆様に差し上げた合格こびとから貰った魔法のお粉で、空想の振りかけで、実際にお粉は外へは出ません。「先生は何処から貰ってきてくれたのかしら?フランスかしら?」などとあるお嬢様はお首を傾げられていたそうで、実際に、お腹に振り掛けられて、お試験前の急な腹痛が治られたお嬢様もいらっしゃったと伺い、皆様の愛らしさ、純真さに改めて感動致しました。
さて、現在の合格速報は以下の通りでございます[E:shine]

2016年度入学者合格速報
・雙葉小学校 4名
・白百合学園小学校 4名
・聖心女子学院 初等科 9名
・横浜雙葉小学校 6名
・田園調布雙葉小学校 3名
・東京女学館小学校 3名
・聖徳学園小学校 1名
・東洋英和女学院 小学部 5名
・カリタス小学校 2名
・森村学園初等部 1名
・国府台女子学院小学部 3名
・目黒星美学園小学校 4名
・洗足学園小学校 1名
・立教女学院小学校 1名
・日本女子大学附属豊明小学校 1名
・青山学院初等部 1名
・慶應義塾横浜初等部 1次1名
・成城学園初等学校 1名

(以上、正規会員39名中) 2015年12月1日現在のご報告分でございます。
合格されました皆様、大変おめでとうございます!また、この場をお借りいたしまして、様々な情報をチョコリット生の為に頂きましたり、エールをお送りいただきました先輩お母様方には、感謝の言葉が見つかりません。心よりお礼を申し上げ、今後とも何卒宜しくお願い致します。

まだ、お試験は続いております。今年も、各校で問われたベースになるものはただ一つであったように存じます。
お誕生日、バレエやピアノの発表会、運動会、などとともに、まさしくこのお試験でも、お嬢様の自己肯定感を大事に育んで差し上げられます経験となりますことと存じます。頑張った我が子には、心からの喜びと尊敬を伝えて差し上げて下さいませ。結果に関わらず、今回のこのお試験でも、お嬢様が、どんなに自分が素晴らしい存在なのか、家族にとり、誇らしい存在なのかを鮮明に自覚して頂ける大事な機会とお考えくださいませ。その為に、お母様は大地の母のごとく、デーン!と構えられ、梃子でも動かぬ落ち着きで、合否を受け取って頂きたいのです。もし不合格だと致しましても、それはお嬢様の落ち度でもなければ、ご家族様の落ち度でも無い筈です。本当にお席が足りないのです!今回もまた、チョコリット生全員が力の限り、頑張りました。いえ、チョコリット生だけではなく、今回お試験に臨まれました、全てのお子様が同じように、同じ思いで頑張られたと存じます。その、全てのお母様方にお願いいたします。「本当に良く頑張りましたね!」と、お子様が驚くような強さでギュッと抱いて差し上げて下さいませ。お嬢様の次の一歩は、そこから始まると存じております。