本日は奥沢で新年長さんのご家族様11組の皆様と朝から夕方まで模擬試験ご返却、面談をさせて頂きました。お一組30分間で、今後一年間のご準備についてお話しあいをさせて頂きました。まだ今週木曜日にも面談はございますが、面談にて個別に対応させて頂きます重要性を感じ、頑張らせて頂きました。
それにしましても、すでに新年長さんのお母様が感じておられます通り、毎年、どうしてこんなに素敵なご家族様ばかりお集まりになられるのでしょうか。これからの一年間でお母様ご自身にもずっとお付き合いしていかれるような大切なお友達との出会いがあるのかもしれません。ともに、お嬢様達のご成長を願い、ご一緒に歩んで参りましょうね!

さて、チョコリット4期生の年長さんのお嬢様達に心を込め、本日の合格こびとをお送りいたします。
合格こびとのひみつその②・・・この秋、最後まで家形バスケットに残っていた合格こびとさん達は、今どうしているのでしょう。森から連れ帰ったこびとさん達の住む家形のバスケットは、私の家の一番暖かな日差しの気持ちの良いところに置いてあります。そのバスケットから、今夜澄んだ鈴を振るような声でこびとさん達が讃美歌を歌っているのが聞こえてまいりました.
「小さなかごに花をいれ 淋しい人にあげたなら 部屋に香り満ちあふれ 暗い胸も晴れるでしょう  愛のわざは小さくても 神の御手がはたらいて 悩みの多い世の人を 明るく清くするでしょう」
それは、私の大好きな讃美歌 「ちいさなかごに」でした。歌い終わると、バスケットのドアが開いて、こびとさん達がひとりひとり、手に手に小さなお花を持って出てきました。私は思わず、「まあ、綺麗なお花。」と呟きました。そのお花は今までに見たお花の中でも一番くらい綺麗に見えました。お花はこびとさん達にとって、当たり前の大きさですが、私たちが見ると皆さんの小さな桜貝のような小指のつめほどの大きさで、青や金色に輝くそれは不思議な花びらでした。
「そのお花は何というお花なの?」と私は聞きました。すると、こびとさんたちはこんなことをお話ししてくれたのです。「この青く光る美しいお花は<子供たちの心>という名で呼ばれています。私たちは、今夜、精一杯頑張っていらしたお母様方のお心の中にこのお花をお届けしに参ります。すると、今夜、お母様方は美しい<子供たちの心>に触れながらぐっすりとお休みになれるでしょう。青く光るそのお花は、お母様方の悲しみを我がこととして受けとめ、お母様方の安らぎに自分も安らぎ、お母様方の喜びには輝きを増すでしょう。また、今夜、このお花をお子様たちのお心の中にもお届けします。すると、お子様たちはあまりに大変な日々が続いていた為に忘れていた、したかった沢山の事が急に心の中に満ちてくるのを感じる事でしょう。」
こびと達は、そう言うと、手に手にお花を持ち、私に「さようなら」を言って、お嬢様やお母様のもとへと飛んでまいりました。

本日、美しい絵葉書を頂きました。すずらんの絵の下には次のようなことが書かれていました。
「願いなさい そうすれば与えられて あなたがたはよろこびに満たされる」(ヨハネ16・24)
また、可憐なすみれのお葉書にはこのようなことが書かれていました。
「いつも 喜びを忘れずにいなさい たえず 祈りなさい どんなことにも 感謝しなさい」(Ⅰテサロニケ5・16ー18)

お母様方の大変なお気持ちが、どうか明日は瑞々しい喜びに満たされますように。