・・・これは、本当に答えが出るわけが無い私の心の中の遊びなのですが・・・月曜日クラス、火曜日クラス、木曜日クラスを宝塚の組に例えたら何組かしら、などと暇な移動中に何となく考えることがあるのです[E:happy01]と申しましても、以前、親戚が宝塚の娘役で、たまに公演を観に行ったりしていただけで、宝塚について詳しい訳ではないのですが。それでも、月曜日クラスは雪組、火曜日クラスは花組、木曜日クラスは月組と・・・根拠も無く思ってしまった私でした・・・全く根拠は無いですから、それについてお母さま方同士の話題になどなさらないで下さいね(笑)それで、私の中の花組クラスが今日であったわけですが、ほんわかムードの方が多く(はたして本当の花組がそうした印象かも解らず・・・)昨日と同じことをさせて頂いていてもまったく違ったことをしているのかと思う程です。昨日のクラスはグループでの相談力がずば抜けていました。そして今日のクラスは身体表現が秀逸なのです・・・最後に金子みすゞの詩を読んでいて、月の光が歩くってどんな歩き方かしら?天使様が歩くのってどんな風かしら?ちょっと歩いてみてください。と問いかけましたら本当に月の光や天使達が目の前に現れたかのようでした。さて、木曜日クラスの皆さまはどのような輝きを見せて下さるのか今から楽しみにしております。
いずれにしましても、このところの主眼は「いかに自分ひとりの力を信じて頑張れるか。」ということに尽きるのです。皆さまは幼稚園生のお子さま達です。まだまだ沢山甘えさせて差し上げて頂きたいのです。でも、以前にも書かせて頂きました「揺れつ戻りつ思春期の峠」高垣忠一郎著新日本出版社の中の、3章(2)「甘やかし」と「甘えさせ」の項目はまだお嬢さま達は思春期には遠いのですが、本当に年齢に関係なく、お母さまがお子さまをすくすくと成長させていけるかどうかの瀬戸際について書かれているかのような大切な文なのです。中でも大切な箇所を引用させて頂きます。

「「甘やかし」は、子供に辛い目をさせたくないという親の気持ちを甘やかすことによって生じる。「甘えさせ」は子供に辛い目をさせることを回避しない。辛い目にあった子供の気持ちを受け止め、包み込んでそれを癒し、安心感を与え勇気づけてやるのが「甘えさせ」である」

そして、「甘やかし」は親の為であり、「甘えさせ」は子の為であると書かれているのです。

お友達の様な親子という表現があります。それは、厳しい言葉をあえて使わせて頂くならば、親としての子への教育の放棄という危険を含んでいると思うのです。勿論、お子さまがある程度成長された暁にはそのような関係は素敵かもしれません。でも、お友達はお友達を教育的な意味で、その成長を願って一挙手一投足ごとにお小言など言いませんものね。

昨日も、今日もしかけ絵本の制作中に何度「あなたならば出来ますよ!」と申し上げたでしょうか。ブレスレットの制作中も全く同じです。そうしてご自分で繋ぎ方を見出し、8個繋げ終わるまでにはお子さまのお心の中の葛藤の末に生まれる自信への軌跡を目の当たりにさせて頂いているかのような印象を受けたのでした。
人に甘えさせるのには、まず私達が「大人」にならなければなりませんね。本当につくづく難しいことであると思います。

最後に,・・・お話は変わりますが、今日、郵便局に参りましたら、谷内六郎さんの描かれた10枚の切手シリーズ「季節の思い出シリーズ・第一集 夏」に出会いました。それぞれの絵のクオリティーの高さに驚きました。本当に夢があり、素晴らしいと存じます。子供の頃に経験した様々なことが鮮明に蘇って来るような絵ばかりです。お近くの郵便局で、もし手に入れることが出来ましたら、それらの切手の絵を使った「絵画とお話作りの自由宿題」にさせて頂きたく存じます!もしこの宿題をお持ち頂きましたらご褒美シールは2倍ですよ!(・・・どこかのお店のポイントのようですね。)
以下が課題でございます。(どれかひとつでも充分です。御提出もいつでも結構です。)
①10枚の切手の中からあなたの一番好きな切手を1枚選び、絵の説明をして下さい。その後、その切手の絵をみて素敵なお話作りをして下さい。
②1人の女の子を主役にするなどして、あとはお友達や姉妹として、10枚の絵をつなげてひとつの長いお話に出来ますか?
③10枚の切手の中からあなたの一番好きな切手を1枚選び、絵を良く見て似た絵になるように真似をして描いてみて下さい。
④10枚の切手の中からあなたの一番好きな切手を1枚選び、その絵を見てあなただったら、どのように思うか、あなたの考えを入れた絵を描いて下さい。例えば、「⑥雲の子も水あそび」の切手の絵は、海の向こうの雲がまるで泳ぎを教えてもらっている子どもと親の様な形に描かれていますね。先日、蛍の絵を描いて来て下さったお友達がいらっしゃいましたが、あの絵もこちらの絵も、見ている人は後ろ姿ですね。あのときにもお話しましたが、蛍や空が主人公だからなのです。あの時、「お友達は蛍を描いて下さいましたが、このように人が後ろ向きの向こうには何を描いたら良いと思いますか?」と皆様にお聞きしましたね。すると、空・雲・雷・花火・星・飛行機・・・など、沢山のご意見が出ました。さて、この切手の絵は、雲の形が面白く不思議な主人公です。皆さんでしたら、この雲をどんな形に描きたいでしょうか。一枚の切手を作るつもりで、白いところが無いように綺麗に描いて下さい。(描くのは画用紙に大きくで結構ですよ。その後で、お母さまがカラーコピーで切手の様に小さく縮小して差し上げるのも楽しいですね!)
あと、今思いついてしまったので・・・
⑤木曜日クラスは来週扱いますが、何かが上っていく「しかけ絵本」の仕組みを取り入れて楽しいしかけ絵を作ってみてください。例えば、沢山の花火が空に上がっていく・・・など、いかがでしょうか。