今日は朝7時に六本木クラスに到着すべく、4時半に起床し、5時半に家を出ました。まだ暗く、空気はひんやりと冷えていましたが、微かに、ほんの微かに春の息吹が感じられたのは気のせいだったのでしょうか。東横線に揺られながら、今頃、本日の模試をお受けになられるご家庭のキッチンではお母さま方がお弁当を心を込められ作っておられるのだと思いました。秋の風が吹くころ、練習ではなく、今日と同じようにご家庭ではお弁当を作られるでしょう。お母さまのお祈りと、お父様の想いと、そして、お嬢様の明るい希望をどうしたらもっとお支えすることが出来るのかと考えます。ただ、今は自分が信じる合格に必要な力を全力でつけて頂けるように、日々教材作りに励むしかありません。リトミックの創始者にして偉大な教育者でもあったエミール・ジャック=ダルクローズの論文「学校と音楽と喜び」の中に書かれた「頭脳、身体、意思、感受性についての学校での訓練は、同時に行われるべきである。」というくだりの4つの項目の中で、「意思」こそ、大切に育むことにより他の3つの能力も伸びていくのだとつくづく思うのです。行動観察であろうと、ペーパーであろうと、まずはこの意思が重要なカギになって来るのではないでしょうか。本日の第2回模試は、行動観察面でも、ペーパー面でもまさにお嬢様の意思がしっかりと育っているのかを随所で問わせて頂きました。難しいペーパー問題を解くということは、昔話の中にでて来る、僅かな家の蓄えを貰って家から出て行く若い旅人と似ています。解き方やその問題の条件などを渡されたら、それを自分の意思でどんどん使いながら前へと進んでいくのです。もう、右には沼があるから行くのは止めよう、安全な左に行こう、等、判断して歩んでいくのは自分1人しかいないのです。
お嬢様が小学校受験で行き詰るとしたらこの「意思」の壁でしょう。お嬢様がどんなに良い「頭脳、身体、感受性」を持っているとしても、「意思」の部分が弱ければ、全ては空回りしてしまうでしょう。

今回の模試の答案や模倣制作の作品、面接のお答えなど、家に戻りましてからまた丹念に拝見させて頂きました。本当におひとりおひとりがよく頑張って下さったと存じます。面談で詳しくお話をさせて頂きます。

お寒いです。皆さま、どうぞお風邪など召されぬようにお祈り致しております。本日は大変お疲れ様でございました。