皆さま、お元気でいらっしゃいますか。私は今年も燃え尽き、ここ1週間で楽しみにしていたお友達達とのお食事会を2つも辞さなければならず、非常に残念な日々でした。ひたすら休養させて頂きました結果、昨日よりまた復活致しました!皆さまも、お疲れが出ませぬように、どうぞくれぐれもご自愛下さいませ。
さて、今日は私の大切な小さな妖精さんたちをご紹介させて頂きますね。デンマークのデザイナーBIRGITTE FRIGASTさんの創作で、1体1体が手作りで、お顔も全部違うのです。お肌も焼き物で、まるでスベスベの本物の子供の感触がします。今まで、右側の青い毛糸の暖かそうなワンピースを纏っているMatildeちゃんと一緒に暮らしていた?のでしたが、本日、お友達を見つけて連れ帰ってあげたのでした。左側にいる、ポケットに白いハンカチを入れているLaulaちゃんです。(名前は全てBIRGITTE FRIGASTさんがつけられます。)身長は15㎝で、本当に小さく、愛らしいのです。実は、私は毎年クリスマス前になりますと、高島屋さんのクリスマスの飾りコーナーに行き、何か引きつけられる魅力を持つ妖精さんがいないか、捜すのを楽しみにしているのですが、今年出会ったのはこの2人だったのです。2人で置いておくと、如何にも何かお話を交わしていそうで、もう可愛くて。大人のお人形遊び??でも、ただ飾っておくだけですが、向かい合わせて置くだけで、かつての私が仲良しのお友達同士で交わしたような会話が聴こえてきそうで、本当にワクワクしてしまうのです。そう言えば、この2人を見ていて、六本木クラスの最終日に皆様に差し上げた本の中に、「やかまし村のこどもたち」「やかまし村の春夏秋冬」「やかまし村はいつもにぎやか」を混ぜてお渡しさせて頂いたことを思い出しました。小学校の頃、私は親友とそれぞれの妹達とともにそれは楽しい時を過ごし、当時読んだこれらの3冊の本はまるで私たちと同じような楽しい生活が書かれているわ、と思い、夢中で楽しんだ本のひとつでした。このお人形を見ていると、かけがえの無い子供時代の夢や楽しさがよみがえります。少しだけ、この2人があの本の中の主人公に似ているようにも思えて参ります。本をお渡しする時には、全ての本が違うタイトルでしたが、全てが包まれた状態で、どなたのお手元にどの本が渡ったのか、なんだか興味を覚えてしまうのですが、お母様方より、「『ちいさいモモちゃん』を楽しく読んでいます。」とか、「『点子ちゃんとアントン』をお試験の会場で待っている時に読んでいました。」とか、「『あしながおじさん』で、主人が喜んでおります。」とか、「『星の王子様』で、私が大好きな本で運命的なものを感じました。」等々、謎解きのようなメールを頂き、非常に楽しませて頂きました。
昔、幼稚園の頃のある日、私は大変オマセな美しい従姉と初めて親戚の家で会い、2人で公園に行ってうんていで遊んでいる時に、突如、彼女から「ねえ、私達っていいお友達になれると思わない?」と言われて、何故かうつむいてしまったことがありました。何か非常に魅力的な出来事・・・でも、とてもそのドキドキする気持ちについていけそうにない、まだほんの未熟な自分へのもどかしさ。そして、彼女の鮮やかな気持ちの発露に対する憧れと称賛の気持ち。そんな気持ちがないまぜになって襲って来たのを覚えているのです。あのドキドキはきっともっと成長して誰かを恋する気持ちの芽生えだったような気がするのです。2人の妖精さん達は、楽しさや幸せを一家に届けてくれるそうですが、時にはいたずらをすることもあるとか。早くも、2人は私の心の中に落ちていた過去の様々な思い出の欠片を拾い集めて目の前に置いてくれたようにも思えて参ります。
初めて出会った2人の妖精さん同士。・・・と思っても、同じデパートで購入したのですもの、もしかしたら「驚いたわ!あなたとまた会えるなんて、思ってもみなかったわ。こんなに幸せな偶然もあるのね。」「私も本当に嬉しいわ。ずっと一緒に並べられていたのですもの。これからは夜中にクリスマスツリーの傍で沢山遊びましょう!私、クリスマスツリーのオーナメントの赤いトナカイさんや、太った雪だるまさん、それに髭の長いサンタクロースさんとも仲良しなのよ。赤いトナカイさんに乗って、頂上にあるお星様のところまで連れて行ってもらいましょうよ!」・・・などと・・・もしかしたら、お話しているのかもしれませんね[E:happy01][E:shine]