昨日より家族で成田のホテルに宿泊し、今朝早朝、息子はまたマニラに向けて飛び立ちました。近いものですね。もう、午後には、「無事着きました。」と携帯に連絡があり、その声もまったく遠くに居るとは思えない程はっきりと聞こえて。私は成田第2ビル駅から8時18分発のスカイライナーで六本木に向かい、正午までセミプライベートの授業を行い、終了後、今度はチョコリットの昨年の卒業生のお嬢様のピアノコンクールへと向かったのでした。途中、可愛いピンクのバラなど取り急ぎ選んで花束にして頂き、会場に駆けこんだのは、もう本当にギリギリのところだったのです。あと3分遅かったら、間に合わずに終わっていたところでした。私は予想外に早く順番が回ってきているのに気がつかず(予定ではあと30分はあると思っておりました。)次が彼女とは思わずに舞台になんとなく目を向けておりましたら、まるで白いお花の精のようなドレス姿の彼女が突如目の前に現れ、それはそれはエレガントな美しいお時儀をされ、ピアノに座るのが見えたのでした。私は涙を抑えることが出来ませんでした。将来ピアニストを目指される彼女。あれから、真っ直ぐにそのままご努力を重ねて来られたのだと思いますと、本当に感無量でした。素晴らしい演奏を聴きながら、ふと、大人になって聴衆を前にピアノの演奏をする、白いドレスの彼女がそこに居るのを見たような気が致しました。・・・講師というお仕事が幸せなのは、我が子の他に、多くのお子様や、お若い方々の将来に思いを馳せることが出来るということにあるのでは無いでしょうか。間も無く休憩に入り、そのお嬢様とお父様、お母様とともに、チョコリットからご一緒に同じ小学校にご入学されたお嬢様とお母様がいらして下さり、しばし楽しいお話をさせて頂きました。お友達のピアノコンクールの応援に駆け付けるほど、今でもますます仲良しさんでいらして下さり、そのこともまた、本当に嬉しく存じました。このお嬢さま達も、これからますます「花咲く乙女たち」に向かってご成長していかれることでしょう。本当に、おひとりおひとりは、どのようにお花を咲かせるのでしょう。人々を驚かせ、喜びへと誘う大輪の薔薇の花のようにでしょうか、それとも、ほっと心が癒されるようなつつましやかな野の花のようにでしょうか。どんなお花でも、その人らしく咲くことこそ、大切です。今回、小学校受験を通し、お子さまはどなたも精いっぱい「ご自分らしさ」を誇りに頑張って挑んでいらしたと思います。今日は最後にマーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本『たいせつなこと』の最後の文章を皆様にご紹介させて頂きます。

あなたは あなた

赤ちゃんだったあなたは
身体と心を膨らませ
小さな1人前になりました。

そして さらに
あらゆることを味わって
大きな男の人や女の人に
なるのでしょう。

でもあなたにとって
大切なのは

あなたがあなたであること。

お子さまが「ご自分らしさ」を誇りに思う気持ちを、どうぞ大切に扱って差し上げて下さい。また明日、そのことについて書かせて頂きます。