フランスの旅がしたいです。・・・もう、お気づきかもしれませんが、私は旅が好きなのです。出来たら、一人旅でもまたフランスの片田舎を歩いてみたいです。・・・と夢見つつ・・・昨日今日とパソコンにひたすら向かう日々。年長さんも、年中さんも、今しておきたいことが在り過ぎで・・・。また、充実した夏期講習会後期の4日間にさせて頂きますね[E:happy01]

さて、連鎖を断ち切ると言う事で、今週月曜日の年長さんのペーパー演習クラスを思い出しました。顔の表情を表現する「言語」の問題を解いていた時のことです。私が「この男の子は、何故照れているのでしょう?」と問いかけると、「はい!」「はい!」と、よく手が上がり、一人の子が「お隣の女の子が、かっこいいわね。と言ったからだと思います。」と真面目に答えると、クラスは大人っぽい笑い?に包まれました。「あの人受ける・・・。」などと、皆、とても初々しい笑顔なのです。脳裏に一瞬、この子たちの一年後の生き生きと小学校の教室の中で活躍している情景が目に浮かびました。「・・・では、この子は何故しょんぼりしているのかしら?」すると、また、盛んに「いじめられたんじゃない?」「もう遊ばないって言われたんだと思う。」等等。「それでは、お友達がこのようにしょんぼりしている時、あなたはなんて声をかけてあげますか?」「どうしたの?って言ってあげます。」「だいじょうぶ?って言ってあげます。それでもダメな時には、先生に言いに行きます。」すると、その時・・・「いじわるした子に、同じことをしてあげます。」という意見が出ました。私は「そうなの?私はそれはあまりいいことだとは思わないけれど。」すると、その子は真っ直ぐな曇り無き瞳で「でも幼稚園の先生がそうしなさいって言いました。」と少し不思議そうに言いました。恐らくは何かの聞き間違い、または、言葉のあやであったのは間違い無いでしょう。でも、そのお子さまがそう信じていらっしゃるのであれば、そのまま素通りは出来なくなりました。

私は、ホワイトボードに大きな丸を描きました。「例えば、これは地球です。それでね、一人の人が、今、もう一人の人の頭をポカッとたたきました。」私は向かい合っているのではなく、最初の加害者に背を向けて立つ被害者を描きました。「するとね、この叩かれた人は、そんなことをしてはいけないですよ、と言う代わりに、次の人の頭を叩いたんです。それをされた人は、その次の人、そしてまた次の人、と止まらなくなっていってね・・・。」私の描いた丸の周りには、丸と三角だけで形造られた、「叩く人」がぐるりと並びました。「そして、この最後の人が、一番最初に叩いた人をもう一度叩いたら・・・また、始まるわけ。・・・皆さん、どうですか?地球中、歌ったり笑ったりしている人ではなく、怒ったり、叩いたりして喧嘩をしている人の渦が、止まらない地球って。」すると、「そんなのいや。」皆が一斉に言ってくれます。「先生もいやです。ではね、最初に叩かれた人、この人はどうすればよかったんだと思う?」「叩かなければ良かった。」「そうです!後ろを向かないで、叩いた人の方を見て、ちゃんとだめ!って教えてあげればよかったのにね。だから、されたことをその人や誰かにし返してはだめね。皆はこんな地球にしたくないでしょう。」「したくない~!」このようなやり取りを交えてのペーパー授業は、気がつくと2時間になっていて、でもどの子も全然飽きていないのが凄いと思うのです。大学の授業時間を超えていますものね。さすがに、あとはリラックスして頂きたく、「自由に遊んでいてね。」とアシスタントの先生方にお願いをしてホワイエの解説に向かったのでした。

・・・本当に、本当に、どのお子さまも可愛いのです。ひたむきに、一生懸命成長して行こうというエネルギーに満ち満ちていて、ハッと致します。祈っています。どうか、こんなにも良い子達が、その良さを発揮して一番成長させて頂ける環境に進めますように!どうか、暑い夏ですが、元気に乗り切ってくれますように!