今日は幼児からのオーストラリア留学をコンサルタントされているkodomo.edu.netの主宰されるセミナー「小学生の英語教育 最前線」に参加させて頂きました。朝の爽やかな日差しの中、出発しました。(横浜から中野って、1時間もあれば行けるのですね。)
さて、予定通りに10時前に中野に到着し、無事セミナー会場に。それからの1時間45分間の内容の濃さは、本当にお時間があっという間に過ぎて行く感じでした。パネリストとして成城学園初等学校の英語講師の先生、昭和女子大学附属昭和小学校の校長先生、幕張インターナショナルスクールの校長先生、ニューインターナショナルスクールオブジャパンの学園長先生という素晴らしい先生方が、それぞれに特色ある小学校英語教育についてお話下さり、実は息子も留学中であるのにも関わらず、それ程英語教育に興味があったというわけでは無かった自分の認識の甘さを実感させられました。小学生の英語教育は、中学生の英語とは全く異なるものであること、そして、コミュニュケーション能力を伸ばすということと連動させた教育となり、その効果を上げているということなど、本当に興味深い内容でしたので、また教室でもお話させて頂きます。成城学園初等学校では、劇や文学等のユニークな、個々の心情を発露出来るようにする為の教育の中に、そうした子どもの力を育む為の同じ位置づけとして英語教育があるように感じました。また、昭和女子大学附属昭和小学校の校長先生はNHK教育テレビの「えいごリアン」の監修にもあたられ、やはり子どもたちにとって、魅力的で的確な英語教育が行われているのを感じました。
と、ここで、再認識したのですが、英語に限らず、もともと全ての教科が、知識を増やすのと同時に本来は子どもの心と頭を育み、より良く生きる為に教育する為の動機となるべきものであるという、ごくあたりまえのことです。社会も算数も、理科も国語も、家庭科も、美術も音楽も・・・。私立小学校がその独自の理念に基づき、その教育を実現するべく考えられたユニークな教科やカリキュラム。逆に言えば、そこにこそ、その小学校が最大限に大切に考える教育の一端が見られるのではないでしょうか。学校説明会で頂く学校案内のパンフレットは、そうした点もしっかりと吟味されるとその学校の正しい理解への助けになるでしょう。
帰りに、ご一緒した方とまるで秘密の屋根裏部屋のようなカフェで一休みしました。ビルの4階のドアの向こうにそのカフェはあり、さらにそこから狭い階段を上がると、小さな空間が・・・。アイスカフェオレもクリーミーで、絶品でした!中野でなければ、毎日でも好きな本を持ち込み、通ってしまうお店です。お母さまと大事なお話をするのにも使えそうなお店だと思いました。
最後に・・・やはり、セミナーや各種講演会などは、時々参加すべきですね。脳に新たな回路が出来て、物事の考え方の流れの一律化を防いでくれる気が致しました。