どちらかといえば、私は多少の雨ならば傘をささないで歩いてしまうのが好きなのです。今日のような霧の様な雨の場合は、積極的にこのミストに当たっていたい、と思ってしまうのです[E:shine]

今日も、そんな雨模様の中、皆さまお集まり頂き、頑張ってお勉強なさいましたね。およそ一時間の授業と30分間の試験・・・素晴らしい集中力だと思います。今日使用しました教科書は、なかなか克服するのに難しい課題について、お子さまの立場に立って見て、理解するのに何が欠けているのか・・・と、考えて作成したものでした。大人から見たらあたりまえのあんなこと、こんなことをまずは知らなければ解けないのではないかと思い当たることが沢山ありました。大人が記号を使用して簡略化していることでも、子供達の常識ではまだ長い文章で把握しなければならない事とか、一見難しいことでも、本当は良く知っていることに置きかえられるとか・・・。

今、お母さま方は大変お気持ちがつらい時でしょう。本当にお母さま方の大変さが伝わってまいります。でも、前をしっかり見て歩いて行くのみです。受験というものは、どんなものでもそうですが完璧に準備が終わって受けに行くような方は本当にごくわずかであり、たいていの場合は、あれも出来ない、これも終わっていない、と振り返り、振り返り受けに行くものです。けっしてお母さまが焦らないで頂きたいのです。出来れば、演習の難易度を操作して簡単な、平均点が90点にでもなるような問題と替えて差し上げたい、そう思います。そうしたら、間違い無く、実力がアップした、これで安心というムードになるでしょう。しかしながら今、そうしたことが必要でしょうか。本日の解説時にも申しあげましたように、テストは頭の現在の中身を取り出すようなもので、穴があいている個所が見つかれば、それを埋めてからまた頭に戻すような作業こそが実力をつける唯一の方法です。頭の中身だけを取り出して、穴をがっかりして見つめられた後でまた頭に戻したのでは、何の変化もその後起きないのです。私に関しましては、何十年もそのままにしておいた穴はそのままで残っておりました。・・・と申しましても、それはピアノのソナチネやブルグミュラーで実感しているのですが、子供の頃に先生が良く見直すようにと何度も赤で囲んで下さった和音や小節は、いまだに当たり前ですが自信が無いですし、間違えてしまうのです。間違われた箇所の丁寧な修復過程を大事にお子さまを育ててみて下さい!きっとその後の学習態度につながっていく筈です。皆さま同じです。六本木で出会えた皆さまで、一歩一歩前に歩いて行きましょう!行きつくゴールが必ず進んで行かれる先には在るのですから!お母さまの笑顔がお子さまの一番の安定剤になり、大変静かな環境の中上手に準備を進められる筈ですよ。