また皆様のお陰で素晴らしい『真冬のお作法の会』になりました。日曜日の貴重なお時間にお集まり頂きまして、心より感謝申し上げます!
講師の先生は、まず、あの長時間、お子様達の正座が崩れなかったことにも驚いていらっしゃいました。・・・本当に、私も拝見していて、美しいお辞儀をされる皆様を、ただ、誇らしく、愛おしく見ておりました。そして、一度教えて頂いたことを、隅々まで忘れない集中力!お菓子を取り分けたお箸をもとに戻す時に、御懐紙でそっと拭くことも、忘れずできていらしゃいましたね!昨日ご参加頂いたことで、やはりお子さまの意識下に色々大切な品格の種のようなものを蒔かせて頂けたのではと存じております。なぜお靴を脱ぐとき、後ろ向きになってはいけないのか、静かに歩くと言うことが、どんなことか、何か自分の為にする時は、常に周りの方に『お先に』という気遣いを忘れないこと(自分が先にさせて頂くのを、待って下さる方がいるのだという意識を常に持つこと)、お箸を御懐紙で拭くことも、相手の方に気持ち良く使って頂くという思いやりを持つこと・・・昨日の、ほんのひとひらを書いただけでも、お茶を経験するということが、まさに品格を磨くレッスンであると思います。言葉で「周りの方に思いやりの心を持ちましょう。」と言っても心の奥底にまで浸透しにくい生きて行く上での大切なことが、体験を通してでは、直にお子さまの心の中にスッと入っていくのを感じておりました!・・・大事ですね!本当に、素敵な人になる為に、お茶の世界、とても大切なことですね。そして、あんなにも素敵なお辞儀、お行儀によって、いつにも増して、そのお子さまの素晴らしさが際立つということも、お父様、お母様、ごらんになられ、お思いになられた筈です。・・・小さな小さなお友達も、ご参加下さいました!わが教室の皆さまは、大事に可愛がって下さるのですよね!こんなに素敵な心の皆さまは、きっと、今年の秋には小学校の先生方のお目にも留めていただけると信じます!皆様の心の中に、愛と、明るさが満ち溢れているかのようですよ。そして・・・本当に嬉しいことに、今回お兄様にもご参加頂きましたが、男のお子さまが正座されて、お隣に深々と礼をされる凛とした美しさ!本当に素敵でしたね!男性がお茶をされる凛々しい姿を、私は今回、彼に学ばせて頂いた思いでした。前回の、チャイルドコンサートが(前にも書かせて頂きましたが)あるお嬢さまのヴァイオリンを始められるきっかけになって下さいました。今回も、終了後、講師の先生にお茶の習い事についてご質問なさっていらっしゃる方々がおいででした。今回の会でも、どなたかの伸びるべき芽の蓋を大きく明け放つことに役立てましたら幸いです。でも、そうではなくても、やわらかなお子さまの心の中で、小さな小さな「周りを思いやる」という芽が、もともとあるやさしい気持ちを栄養に、スクスクと育ち始めているのではないでしょうか。
本当に、いつも当教室の教育趣旨にご理解、ご賛同頂きまして、心より感謝申し上げます!ご一緒に、「幸せになる力を持つお子さま」にお育て致しましょう!