今日、ペーパーの時間が終了し、行動観察の時間が始まるまでの、ほんのひと時「画用紙をください。」と新年長さんがいらしたので、「いいわよ!」とあげましたら、それに一生懸命何かを書いているのです。時間になり、お呼びしたら、「先生、どうぞ!」と、なんと私へのお手紙だったのです。それは、授業に対する感謝のお手紙でした。…何故、どのお子さまもこんなに、こんなに可愛いのでしょうか。私の家の壁には、頂いたお手紙が沢山飾られているのですが、お母さまに書くように言われたのではなく、こうしたお手紙をお子さまが自発的に書いて下さるなんて、素晴らしいことですよね。(…ありがとう!皆さん。なんだか、私は心だけは皆さんに少しばかり近いのかも知れない、なんて思うこともあるのですよ。だから、お友達のように私と仲良しになって下さるのかもしれませんね[E:shine]私は、それをとても光栄なことと思っているのです。いつまでも「星の王子様」に話しかけられても、ガッカリされない様な大人になりたいと思っているのです。)
絵本「楽しい冬ごもり」を読んだ後で、絵本の見開き一面に広がっていた、印象的な雪を表現して頂きました。…涙が出そうな程、素敵な表現でした。[E:shine]月曜日の音楽院の表現を見せて頂いて以来、なんだか、涙が出そうになるメールを頂いたり、ご本を貸して頂いたり、感激するシーンが今週は多すぎて[E:shine]いいえ、実は、あのアンドレ・ドーテルの短編集を拝読させて頂いてから、なんだか魔法にかかったかのように、人生がなおさら美しく思えているのです。

行動観察の時間が終わった時にホワイトボードの後ろに書いてあった文字が目に入りました。「せんせいだいすき。」

ありがとう・・・面と向かって言って下さるよりも、心に染みました。だって、ホワイトボードの裏を見る可能性は少ないのですもの。

ご一緒に心を尽くして表現することに集中して力を注ぐ時に、魂が触れ合っていくのを感じます。絵本の感動を音楽とともに表現すること。それに参加するのも、また見せて頂くのも、同じように心が浄化していくのを覚えるのです。…月曜日、『雪の女王』のゲルダの気持ちを表現して歩きながら、泣いていらした方がいらっしゃいましたね。そしてその涙をこぼされたお友達の肩に優しく手をかけられた方を、私は見ておりました。美しい姿でした。