今日、年長さんのお嬢さまにこんなことを言われました[E:delicious][E:shine]
「私ね、先生と結婚しようかなと思うんだけど。」
「あら、そうなの?どうもありがとう。」「それでね、大きくなった時に私が男になればいいかなって思うの。」「そう…。あ、でもね、先生、もう結婚してるのよね。」「なんて言う名前の男の人と?」

・・・何と言うか、お子さまとお話していると、あのピアノの練習曲「ブルグミュラー」の音楽の様な会話!と思うことがよくあるのです。素直で、純粋で、真面目で愛らしく、その時思ったことが、何も迷わず音になって、軽やか。技巧に走っていない。なのに、私はこの練習曲に触れると、豊かに心象風景が浮かんできて、圧倒されるのです。簡単な、屈託のない言葉で語られるお子さまの言葉は、生真面目な世界とユーモラスな世界が同居している魅力に溢れています。彼らの言葉は、だからと言って、混沌、カオスの世界に属するものでは無く、逆に大人が間違って引いてしまった線をもう一度、元の平地に戻した、天国に近い世界を垣間見せてくれるような気がするのです。帰路につきながら、「結婚」について考えてしまいました[E:happy01]