ホワイトクリスマスの演奏で終わりましたコンサートの最後は、まるで一足早いクリスマスのようでしたね!・・・本日、無事にコンサートを終了出来ましたこと、皆さまに御礼申し上げます!48名の定員一杯のお申し込みを頂きまして、混雑も心配しておりましたが、杞憂に終わりました。さすがに我が幼児教室の皆さま!音楽が始まりますと、サッと背筋が伸び、本当に立派な態度で音楽を聴いていらっしゃいましたね!
音楽のシッポ。それを今日は皆様とつかまえてみようとしたのでしたね!「音楽が素敵でした!と言うときは、一生懸命拍手する。それがコンサートの言葉なのです。その拍手のタイミングは、音楽のシッポが消えた時。」そんなお話を始めにさせて頂きました。音楽のシッポは、例えばピアノを弾く方が、鍵盤から手を離した時ではありません。まだまだ、空気の中に、シッポは煙のように薄く薄く延びているかもしれないのです[E:happy01]
来年の冬は・・・(もう、来年のお話?)横浜山手のイギリス館などで開催するのも良いのかも知れませんね!あちらは確か100名はご入場になれますので。
それにしましても、あのヴァイオリンの音色・・・1826年にイタリアで造られたとは!音楽は国籍も言葉も超えるというお話を竹内さんより伺いましたが、時も時代も超えて音が現代に届くとは。まるで一種のタイムマシンもしくはカプセルではないでしょうか。また、大変興味深いお話も伺いました。同じヴァイオリンでも、弾き手の体格により音色が異なるということです。身体も共鳴するとしたら、まるで声楽の様に人間が歌っているかのようですね!いつかローマの街を歩いておりましたら、お店の奥からよく響くバリトンの声で「プレーゴ」と聞こえて、立ち止りました。お腹の底から響く深い声。身体の中のおそらく大きな大きな空洞の中を共鳴して出て来た声。その心地良さは、普通の会話と言うよりは、すでに音楽でした。そうしたことが、もし、ヴァイオリンにも言えるのだとしたら・・・。これまでとは違った魅力を感じてまいります。それだけではなく、もしかしたら、共鳴するというのは、ピアノも少なからずそうなのかも知れません!鍵盤を通じて、微かな震動が指から身体に伝わって来るのですから。リコーダーは、オカリナは、どうなのでしょう。なんだか、大変面白い課題を頂いた思いがしました。チャイルドコンサート、結局、最終的なプログラムは以下の通りでした[E:confident]
1、エルガー 愛の挨拶
2、ロドリゲス ラ・クンパルシータ
3、ブラームス ハンガリー舞曲
4、パッヘルベル カノン
5、モンティ チャルダッシュ
6、バッハ G線上のアリア
7、カッチーニ アヴェ・マリア
8、ヴィヴァルディ 四季より 冬
9、バーナード ウインターワンダーランド
10、マークス 赤鼻のトナカイ
11、アーヴィング・バーリン ホワイトクリスマス
&手作りケーキとティータイム
年長さんは、同窓会のようでしたね!本当にお母様方もお子さま達も楽しそうで、そうした意味でも企画して良かった・・・と私も嬉しかったです[E:confident]今回、お忙しい中、ご参加頂きました会員の皆さま、素敵な音楽を演奏して下さいましたヴァイオリニストの竹内愛さん、ピアニストの山崎美紀さん、そして、美味しいケーキを55人分も焼き続けて下さったお友達、そして、スタッフの皆様に深く深く感謝を申し上げます!