本日より始まります都内の入試ですが、雨は大丈夫そうですね!皆様の合格を心よりお祈り申し上げております!

昨日、大変印象深い出来事がありました。六本木のサロンにお寄り致しました時に、「くゆら織」展示会が開催されており、雨の様な銀糸に、桜をイメージされた色彩の糸や金属や自然の素材など、新鮮な素材が織り込まれた美しい織物に目を奪われました。「くゆら織」の作者である高須佳美様にお話を伺うことが出来ました。中でも、大変共感させて頂きましたのは、「私はくゆら織のワークショップで、皆さまにご自分の作品には必ず題名をつけて下さいと申しあげるのです」ということでした!私は「とても大切なことですね!展示されていらっしゃる織物のひとつひとつが詩のようなものに思えてまいりますので、やはり題名は必要なのでしょうね!」と申しあげました。題名をつけること、はっきりとしたテーマを言葉で表すことによって、見えないけれど、確かに存在するものの輪郭をはっきりと浮き彫りにしてくれる筈ですし、その作品の本質に触れるきっかけを鑑賞する側にも与えて下さるのではないでしょうか。

皆様が、お子さまとともに、合格を目指されてこれまで歩かれていらした道のりを振り返られて見て下さい。嬉しかった出来事、素晴らしい経験、そして、悲嘆にくれたことや不安に駆られたことも時にはあったことでしょう。通ってこられたこれまでの道のりの中、お子さまと紡がれていらした様々なご努力の日々は、時間軸にしっかりと編みこまれて、消えることなど無くこれからも存在し続けていくでしょう。そして、これからは次第に、その編み途中の作品をお子さまが受け取られて、編み続けていかれるようになるでしょう。これまでの日々に題名をつけられるとしたら、皆さまは何とつけられるのでしょうか。明るい色、暗い色、様々な色彩で出来たこの織物自体が、もうすでに、皆さまからお子さまへのかけがえの無い贈り物であるとも私は考えます。近視眼的に暗い色調の糸ばかりに目を奪われるのでは無く、離れて作品全体を眺めてみて下さい。どなたも、これまでの日々が二度と帰らない、貴重な、根をつめた精緻な輝くばかりの作品に仕上がっていたことに気づかれ、驚かれることでしょう!

さあ、夜明けです!冷たくなった風にかじかまれるお子さまの手を、お母さまの暖かな手でしっかりと包み込まれて、お出かけ下さい。どうか、しっかりと深呼吸をして落ち着いて、笑顔でね!とお子さまにお伝え下さいませ。合格を信じております!!!ずっとお祈りしております!!!