またまた、お久しぶりでございます!・・・前に「脳内メーカー」というのが流行りましたが、今私の心の中は、「小学校受験、受験、受験、志望理由、受験、受験・・・」という感じでしょうか。私は、とても不器用…と言いますか、単細胞で本当にひとつのことしか考えられないタイプなので、幼なじみ(姉妹同然)から「宝塚見に行かない?」とメールを貰っても、返せないでいたら、先程℡を貰い、久しぶりにあれこれ話して大笑いしました。あ~笑うのって気持ちがいいものですね!彼女とは、「笑い」で友情がしっかり結ばれていて、特に、思春期の頃等、2人であまり笑いすぎて息が出来なくなったことが良くありました。別に、それ程面白いことをお話していたわけではないのですが、彼女とは、人が笑える限界まで笑い切ったという自信があります!(どんな自信というのでしょうか。)

こんな愚かな私ですが、生きていれば、それはいろんなことがあり、自分で言った言葉に自分で傷つくこともあります。孤独だなあ・・・と、夜道をとぼとぼ帰れば、息子の笑顔(もうすぐフィリピン旅行に行くため、最近特に上機嫌)にほっとしたり、友人の声を聞いたりすると、本当に心の中に、また暖かな光が流れ込んできてくれるような気がするのです。

今、部屋には神山純一さんの「星座たちのファンタジー」というCDが流れています。疲れたり、気分が乗らない時、この曲は、清涼剤になってくれるのです。そもそも、この曲の成り立ちをNHKの番組で取り上げていて、興味を引かれました。神山さんは夜空を見上げ、琴座、アンドロメダ座、等、それぞれの星座の配置そのままに、夜空に五線譜を引き、それぞれのテーマとなるメロディを取り出されたのです。理屈抜きで、心癒されるCDです。我が家の受験の時はこの曲と、あとはそれ以上にモーツアルトを一日中聴いていました。モーツアルトは、やはり、音楽療法でも盛んに取り上げられていますが、創造性を高めたり、慰めたり、やる気を出してくれたりといった効果を感じております。皆さまも、いかがでしょうか?

そういえば、今週の六本木クラスで、年長さん達に川崎大師様(ブログに書きました通り、土曜日にお参りに行ってまいりました)の学業成就のお守りをお渡ししようとしたところ、「ああ、川崎大師様!」という空気が(笑)。皆さま、本当に、ブログをお読み下さっていらっしゃるのですね!なんだか、ブログで知らぬ間につながっているのも、良いものだわ、と、思いました。

最後に不思議話を。題して、「魔法のかぼちゃ」?前回のブログで、母が息子が小学一年の時に亡くなったお話をいたしました。母の居ない実家って、本当に味気無いものです。息子の小学2年の夏休みに、私は実家に帰り、朝、父が出掛ける時に夕食には何を用意したら良いか尋ねたのでした。父は、「そうだな、かぼちゃの天ぷらが食べたいな。」と、言って出掛けました。その日の午後は大変蒸し暑く、息子を連れて図書館に行き、本を借りて帰る時、突然の雷とともに、スコールの様な激しい土砂降りになりました。徒歩でしたので、ずぶぬれでなんとか家にたどり着くのがやっとで、予定していたお買いものなど、とても出来なかったのです。暖かいシャワーを浴び、外を見ても豪雨は止みそうになく、「かぼちゃの天ぷら」を楽しみに帰ってくるであろう父のことを思うと、本当に気が気ではなく、「早く雨、小降りになって!」と祈るような気持ちでした。その時、ふと、私はキッチンの窓辺に「完璧なかぼちゃ」があるのを見つけたのです。信じられませんでしたが、それは、まさに、大きな、立派なかぼちゃだったのでした。突然、そこにかぼちゃが現れたような不思議な感じでした。でも、たぶん、留守中に鍵を預かっている親戚の人か誰かが、置いていってくれたのだと思い、私は、無事に熱々の天ぷらを父の帰宅までに揚げることが出来たのでした。食後、くつろぐ父に、私はかぼちゃのことを話してみました。すると、もともとかぼちゃなど、無かったし、鍵を預けている親戚もいないと言うのです。私は、思わず名古屋の妹のところに電話をかけました。そして、「本当に何も無かったのに、忽然とかぼちゃが現れたのよ!まるで、天国から心配してママが送ってくれたみたいに!」すると、欲深な妹はこう答えたのでした。「お姉さん!それなら、かぼちゃなんかじゃなくって、もっと、宝石とか良いものをお願いしてみたら?」