昨日も、猛暑の中、体験にお越しくださいまして、心よりお礼申し上げます。来週の体験にお越し下さる方の為にも、今回は、「駒場東大前」にあります駒場クラスについてのお話をさせて下さいね。リュミエール ド チョコリットの六本木クラスは、横浜雙葉、田園調布雙葉、カリタス、湘南白百合など、ミッション系の学校の行動観察専門のご指導を行っております。一方の駒場クラスは慶応や青山、立教などのノンペーパーの難関校対策の為にあるのですが、異なる2つの講座を持つ経緯につきましては、プロフィールなどご高覧いただけましたらありがたく存じます。
まず、駒場クラスは絵本対策を徹底して行うために、絵本を使ったお話の聞き取りから始めます。徹底して出題傾向を鑑みた絵本のみを用い、現在、絵本が非常に多く用いられる傾向にある小学校受験の変化に適応した欠かせない内容です。絵本は作家が魂をかけて、文章を練り、絵を描き、生み出されるものです。絵本を使ったお話の聞き取りは、なぜ、登場人物がそのようにしたか、という問いかけも、よりお子さまの心の深いところで問うことになります。絵本を用いて、お子さまのより深い考え、思いやり、想像力、発想力を問う小学校に私は心からの賛同を覚えるのですが、そのような学校では、それぞれの先生の傾向が非常に色濃く表れています。試験本番までの限られた時間の中、どんどん、絵本のシャワーをお子さまに浴びて頂きたいと考えております。
昨日は左右について、位置についてのテーマを取り上げましたが、小学校受験ではノンペーパー校だからと、左右などの基本事項をおろそかにしていて良い筈は無いのです。「右手はどちらでしょう。丸をつけましょう。」というペーパー問題が出なくても、行動観察で、コーンを右回りしましょう。左の方に曲って、鬼を退治しましょう。など、ペーパーで試されずに周知のこととして扱われる知識は沢山あるのです。数量も同じです。また、紙に丸を書かないだけで、指さしなどによる回答方法をとる試験もあります。ノンペーパー校に必要な受験の知識を、ノンペーパー校に即した方法で、楽しくご指導してまいります。
また、意外にお思いになられる方がいらっしゃるかもしれません。発想力や思いやりも知能の発達に関係しているのをご存じでしたか?そうした知能開発や、言語力、じっくりと取り組む力も最初の45分で養います。
そして、慶応には欠かせない絵画指導ですが、色々な形が何に見えるか、といった想像力、絵本の世界から取り出した発想力を、刺激しつつ、お子さまが最終的にご自分が思ったことが絵に反映できるように、ご指導してまいります。生き生きとした生き物を描くために、独自のメソッドもお母さまにもお話させて頂きます。前回、ブログで書かせていただきました「色彩」ですが、「赤」、と言っても、色々な質感の「赤」が存在し、お子さまとご一緒にそれぞれの色を深く味わってまいります。そして、課題の多くには、「みんなで一緒に」というものを織り込みました。困ったくまさんをみんなで助けて行く「こまクマさん」シリーズも、ずっと、継続して共同での問題解決能力を養っていく所存です。昨日も、絵本を用いた音楽とコラボさせた表現力の時間を設けましたが、初めてとは思えないほど、皆さん、生き生きと表現してくれました。これからの一年間で、お子さまの慶応をはじめとする受験対策と同時に、お子さまの生き生きとした学校生活や将来にも欠かせない能力に、内面からアプローチして培っていく所存でおります。
それから、教室はカラーチラシの地図のそばに、「駒場東大前」からの道順を短い文で書かせて頂きましたが、このお暑い中、お迷いになられましたら、本当にお気の毒で申し訳ございませんので、ここにも書かせて頂きます。当日、このブログを携帯でご覧いただけましたらと存じます。
*「駒場東大前」からの一番近い道順*
井の頭線「駒場東大前」東口改札を出られ、右手の階段を降り、線路を左に見ながら渋谷方面に向かって線路沿いに進み、突き当りましたら左の踏切を渡り、線路を右に見ながら進んで下さい。やがて、左手に「クリーニング」の看板が見えます。その先の右手は現在工事中で、そのお隣の2階建てのビルがスタジオ”クレア”です。教室は、2階にございますので、階段を登られ、ドアを開けて中にお入り下さいませ。駅から、4,5分になります。おわかりにならない場合は綱島の携帯まで、すぐにお電話下さいませ。授業中でも、代わりの者が対応させて頂きます。