横浜の小学校受験のための幼児教室で講師をしていたと、プロフィールにも書いたが、47年の歴史がある老舗の名門教室だった。多くを任せて頂いたおかげで、本当に沢山のことを学ばせて頂いたと、深く感謝している。教室で担当させて頂いたお子様の可愛さや、色々な才能の片鱗、お母様方の優しさ、暖かさは、今でも片時も忘れてはいない。(…忘れられませんよ!)子供たちに会いたくて、涙が出る程。でも、私は、一時、体調を崩しかけたときが、自分の転機なのだと悟ったのだ。ここからが、どんな、人生だったのか。自分の足で、信じる方向にしっかり歩けて来たのかが決定される最後の10年間なのだと。折しも、不況のただ中にあり、駆け引きは何もない。が、私は自分を信じている。自分の信じる幼児教育が、どんなに子供たちの栄養になっていくのか。どんなに、そうして育てた力の基礎が子供たちの今後に深く関わっていくのかを。「リュミエール ド チョコリット」の前身「チョコリット」も、かつて、名古屋で立ち上げ、お母様方から深いご賛同、ご理解を頂けたが、どこで教えても、私のキイワードは、熱心の一文字と言えるのかも知れない。「リュミエール ド チョコリット」!誠心誠意、没頭していく所存だ。