竹内様に、昨日コンサート終了後に頂きましたチラシの12月23日東京文化会館小ホールにて開催されます「ブルーム・クワルテット&アンサンブル」のコンサートに、昨日の様な小さなお客様は入場させて頂けますかとお伺いしましたところ、お子さまがとても静かに聴かれていたので感心しました!と褒めて下さり、昨日の様なお子さまでしたら、全然問題無いと思います!とおっしゃって下さいました[E:shine]
曲も、素敵です・・・[E:shine]モーツアルト:ディヴェルティメント ヘ長調、ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 ト長調、バルトーク:ルーマニア民俗舞曲、ホルスト:セント・ポール組曲[E:shine]
私、多分伺います・・・[E:heart04]クリスマスのコンサートって、本当に暖かですよね[E:happy01]昨日で、すっかりヴァイオリンの音色に魅せられてしまった私です!いらっしゃりたい会員の方は、私におっしゃって下さいましたら、竹内さんにチケットを送っていただきますのでどうぞ[E:ticket]
ピアノを弾いて頂いた山崎さんともお電話でお話しました。またまた私の友人のケーキを褒めて下さり、ドライフルーツの洋酒ずけが3年間漬け込んだものであるとお話しますと、驚かれ、「乾燥イチジクも沢山入っていたわよね!」とおっしゃり、山崎さん自身も乾燥イチジクがお好きでパンを焼かれる時に中に入れられるとお話されていました[E:bread]ぷちぷちした歯ごたえが美味しいですよね!
それにしましても、やはり、お子様には、楽器は習わせてあげてほしいと思います!無口なお子さまも、語るべき第二の言語を得ることになるのですから。「表現手段を得た人は強いわよね!」と言われたある方の言葉が、私の中で時々クローズアップされるのです。
そういえば思春期の頃、私は学校から帰るなり、必ずピアノの蓋をあけて弾いていました。そうせずにはいられなかったからです。そんな私を見て、母は「本当にピアノを習わせてあげて良かったわ!」と言ってくれました。本当に、ピアノは私の気持ちを解ってくれ、代弁してくれ、寄り添ってくれていたのです。どんなに感情をぶつけても、何も否定せずに一緒に大きな声で叫んでもくれましたし、そのやさしい音色は私の心に出来た小さな擦り傷をいつも癒し続けてくれたのでした。
芸大の声楽科を出られた原田先生が、私のピアノの家庭教師の先生でした。大変ユニークな先生で、中一の私に向かって、ランゲの<花の歌>を弾く時、「だれか、大好きな人が目の前にいると思って弾いてごらん!」と冗談ぽく言われましたが、その時は誰も好きでは無く困りました[E:coldsweats01]
「ショパンの<雨だれ>のピースを来週までに買っておくように。」そう、先生はある日のレッスンで言われて帰られました。そして、それが先生との最後のレッスンになるとは思いもしませんでした。翌週、お約束の時間が過ぎても、ついに先生はいらっしゃいませんでした。数日後、母が「お病気かしら?」と心配して先生のお住まいを訪ね、全てが解ったのです!
なんと、先生は二十歳の教え子さん(よく、可愛いと自慢していました。)と駆け落ちしてしまわれたというのです。本当に若く情熱的な先生で、よく私に伴奏を弾かせて素晴らしい声楽を披露してくれました。…原田先生、おなつかしいです!今でも、原田先生にはお会いしたくてたまりません!